変化の時代を乗り切るコツ

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この一年、みなさまにとってはどのような一年でしたか?私にとっては激動の一年でした。激動のなかでこそ出てきた未来につなげられる変化も様々あったように私は感じています。変化に対する私の反応、捉え方が変わったのではないかと感じています。どんな出来事があって、何を感じ、今後にどうつなげていくか、振り返ってみたいと思います。みなさまもぜひ、ご自身のことを思い浮かべながらお読みいただけましたらとても嬉しいです。

この一年の出来事

 この一年、いくつもの出来事がありました。その中で私にとっての大きな出来事を時系列に並べてみました(コロナ禍は割愛します!)。
 1.テレワークの始まりとメリット享受
 2.プロティアンとの出会い
 3.ソフトボールクラブのコーチ&サッカークラブのコーチに
 4.SNSでの発信
 5.社内での発信
一つ一つ振り返っていきますね。

テレワークの始まりとメリット享受

できないと思っていました。家で仕事をするなんて。子どもが側にいる状況で打ち合わせをするなんて。始めたばかりの頃は不安というよりも戸惑いが大きかったです。家のどこで仕事しようか、子どもたちが学校から帰ってきたらどう相手しようか、仕事に集中できるだろうか、お昼ごはんはどうしようか、と。人はやらなければならない状況に追い込まれるとできるものですね。試行錯誤を繰り返す内に、勝手が分かってきましたし生活のリズムもできてきました。子どもたちもまた仕事中のときは遊んでくれないことや(本人たちなりに)邪魔をしないことを学んでくれて、在宅での勤務環境が整ってきました。この辺りからテレワークのメリットを強烈に感じるようになりました。
通勤しなくてよいこと。通勤時には毎日往復で2時間弱かかっていましたが、その時間を仕事や家事・育児にあてられることで心に余裕が生まれ体も楽になりました。例えば、朝、子どもが登園時にぐずっていても、私には時間の余裕があります。いっぱい抱っこして、いっぱいお話して気持ちが落ち着くのを待つことができます。このふれ合いは、私の仕事に対する気持ちを高めることにつながっています。

プロティアンとの出会い

オンラインでのセミナーや講義が増えましたよね。本当にありがたい環境になりました。その中に「プロティアン戦略塾」がありました。今振り返れば、完全オンラインで受講できることが大きな受講の決め手の一つでもあったと今、分かりました(汗)。これまでは、家庭内で不在時の調整をして、会場に赴き、受講するのが当たり前でした。今となってはこの当たり前だったことも大きな負荷になっていたことがわかります。 プロティアン戦略塾では、自分らしく生きる術を学びました。詳しくは「塾生の声」にまとめてあります。是非ご覧ください。ここでの学びを通してテレワークによってできた“使える”時間の使い方を真剣に考えるようになりました。私の描く未来のために今、何に時間を投資するか、ということです

ソフトボールクラブのコーチ&サッカークラブのコーチ

最初はソフトボールの練習のお手伝いでした。子どもが参加していることと通勤がなくなったことによる運動不足の解消、コロナ禍で無くなりつつあった子どもたちの居場所を守りたいと考えてのことです。この居場所を守りたいという想いは、先の戦略塾での気づきの1つです。私の心理的成功(自身が定義する幸せの状態)のためにはこの活動が大きな意味を持っています。ソフトボールやサッカーといったスポーツを通した活動が、子どもたちだけでなくその保護者や地域のみなさんの居場所にもしていけたらと妄想しています。きっと子育てのしやすい環境になるだろうなと考えるだけでワクワクしてきます。サッカーのコーチは、クラブチームの代表と小学校PTA活動を通して知り合い、声をかけていただきました。少しずつではありますが、地域でのネットワークが広がりつつあります。また私の小学生での野球と大学生でのサッカーの経験が今に活かせています。

SNSでの発信

発信するようになったのは戦略塾がきっかけです。このコラムも発信の場の1つです。SNSでは主にTwitterでツイート(発信)するようになりました。それまで私は読むばかりの読み專でした。つまり、何かしらの情報を与えられることが起点であったわけですね。発信するということは、それだけで主体的な行動であろうと私は捉えています。受け身な姿勢から主体的な行動へと大きく変わりました。さらに発信をすることで情報が来るのを待つのではなく、ほしい情報を取りに行けるのです。時間を効果的に使えますよね。

社内での発信

SNSで発信することで「発信」自体に慣れ、社内でもプロティアンのキャリア観を徐々に発信できるようになってきました。社内での発信は今の私にとってのチャレンジでもあります。会社や仕事が自分の大事な居場所のひとつであるって胸を張って言えたら素敵ではないですか?会社がそのような場となるよう個人と組織のより良い関係性の形を模索していきます。

振り返ってみて

物事ってつながっているんですね。面白いですよね。先を見通しての行動というよりも、今をどうにかしたいと起こした行動が別のナニカにつながり今があります。そしてこれからにつながりそうな可能性が見えてきました。また出来事には私なりの意味付けをしました。この意味付けがとても大事になります。出来事を肯定的に捉えることで初めて次に活かせる可能性が生まれるのではないでしょうか。見えてきた可能性を成果へとつなげられるよう、学びと実践でコツコツ蓄積していきます!

小さな一歩が大きな一歩

やったことがなくても少しでも興味をひかれたら、軽い気持ちでとりあえずやってみませんか?そのちょっとした一歩があなたらしく生きる、そのための大きな一歩となるかもしれません。これまでの経験を棚卸して、今の自分にできることや自分が何に幸せを感じるかを整理し自覚していると最初の一歩が踏み出しやすくなります。ちょっと先の可能性を感じながら変化を楽しみたいですね。

碓井 英司

碓井 英司

会社員/キャリアコンサルタント(企業領域)
小学校PTA副会長/消防団員
夫/3児の父
プロティアン認定メンター、ファシリテーター
https://protean-career.or.jp/license/license-holders#

一人ひとりの「らしさ」にあふれる社会をつくるため、個人と個人、個人と組織、組織と組織の関係性をより良くすることにチャレンジしています。関係性の改善が「らしく」いられる場づくりにつながると信じて。

Twitter https://twitter.com/usuieig

プロティアンフェス2.0開催情報(21/8/28開催決定)

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プロティアン・キャリア協会からのお知らせ