2022.12.15
法人向け
松実高等学園の高校1,2年生に、株式会社ジンジブと共同開催
組織と個人のより良き関係性構築と個人の主体的なキャリア開発を支援する一般社団法人プロティアン・キャリア協会 (東京都新宿区、代表理事:田中研之輔・有山徹、以下、「当協会」)は、全国の中高生を対象とした「現代版プロティアン・キャリア教育」授業を開発。埼玉県にある通信制高校技連校松実高等学園(埼玉県春日部市、理事長:松井 石根 以下松実高等学園)高等部で2022年10月24日(月)に1年生、12月2日(金)に2年生を対象としたプロティアン・キャリア教育を実施したことをお伝えいたします。
▼詳細はこちら(PR TIMES リリースページ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000056057.html
すでに当学園でキャリアガイダンス授業を複数回実施されていた株式会社ジンジブ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:佐々木 満秀 以下「ジンジブ」)のご紹介から今回の授業実現となりました。
【プロティアンキャリア協会は無償授業の申し込みを受け付けています】
詳細とお申し込みはこちら:
https://protean-career.or.jp/protean-education
●授業概要「楽しい未来の作り方」(両日共通)
参加生徒:高1、高2ともに25名程度(対面およびオンラインのハイブリッド実施)
参加講師:のべ11名 井上敬仁・梅原卓也(ジンジブ)・岡部光宏・久保内晶子・黒岩乙水・小林聖司・辻優樹・中村浩一郎・古谷智美・三田勝彦・山本幸治
内容:
■第1部:アイデンティティーとアダプタビリティー
プロティアン理論を高校生向けに説明。自分自身の好きを大切にすること、社会はほんの数年で大きく変わるので、そこにあわせてどう自分自身でキャリアを築いていけるのか
■第2部:大人の話を聞いてみよう
ライフラインチャートを使いながら今までいろいろな失敗をしてきた大人たちとの座談会を実施。一人一人のキャリアストーリーや失敗の意味付け、これから目指したいこと等
●松実学園高等部校長代行 齊藤友昭先生コメント
本学園では、毎週「課題研究」という授業で、社会人の方をお招きしたキャリア授業を実施していますが、「いい話を聞いた」ではなく、自分のこととして落とし込めるようにすることが課題でした。また、高校入学時という早い段階から進路について考える機会が必要だと考え、高1、高2の生徒たちに授業をしていただきました。今回11名の大人たちから、アップダウンあるライフラインチャートをもとに多様な働き方を示していただきました。「大人の人でも、転職や、家族のことで悩んでいて、誰かに相談している。進路は、自分のことだけど、自分だけで背負うことない」と安堵できたようです。またアイデンティティは人と比較するものではなく、自分の中にいかに「好き」を見つけられるか、ここにアイデンティティの基礎があると感じることができました。
●受講した学生の感想(一部抜粋)
■多くの大人の人から、沢山お話しを聴いて「自分は大丈夫かも」「好きを大切にしよう」と色々な想い、考えが少しずつ前向きに感じられるような時間でした。なかでも、「継続は力なり」という言葉が今の自分にすごく身に沁みました。落ち込むことが多いので、自分の想いを強く、自信をもって1日1日を過ごしていけたらいいなと思いました。目標は小さくてもコツコツこなしていくこと。そして、自分にご褒美をあげられる人になりたい。
■とても素敵なお話しをたくさん聴くことができて楽しく2時間を過ごすことができました。ここにいる大人の人達が皆自分たちの味方でいてくれるのではないかと思ったり、どんな考えも受け入れてもらえるのではないかと考えると絶大な安心感と信頼感ができてこれからの自分を今の自分だけで背負いこむ必要はないのかなと思えた。
■多くの大人の方々と関わる機会が少ないので、大変貴重な機会になりました1つ思ったことは、「まだ、これから先も悩んでいいんだ」でした。話しを聴いていると、大学で悩んだり、4回転職していたり、社会に出ても沢山考えて、変化できるのだと少し気持ちが楽になりました。まだまだこれから先は長いし、考えすぎず頑張りたいと思いました。
■自分の将来に為になるお話しをしていただいた。色々な経験をしてきた大人の人にお話しはとても理解しやすく、すんなりと頭に入ってきた。授業を振り返って、「一歩踏む出す勇気」が大切だと感じました。失敗しても全然大丈夫!と思いながら、人生を進んでいきたい。